保護者の会実働部隊の新役員による考察(活動し始めて1週間での報告)


保護者の会実働部隊の新役員による考察(活動し始めて1週間での報告)


これまで保護者の会では、比較的スケジュール調整をしやすい四名が実働部隊として市との交渉などに臨んでおりましたが、先週、新たに一名の保護者(兼保護者会役員)が加わってくださいました。

地主でもあり、今泉近辺の土地にも精通しており、色々と調べてくださったり、先日は役員の一人と共に福岡市こども未来局に行きやりとりをしました。

一週間ほどしか動いていませんが、それだけでも多くの疑問点や不明点がある今回の移転問題に関してその新役員の方が、レポートをまとめてくださいましたので、皆様にも公開させて頂きます。

こちらを読んでいただくだけでも、今回の土地選定などの問題点がお分かりになると思います。


上記をご覧いただいても構いませんし以下に、文章も転載しておきます

今回、驚いたのは待機児童1363人という数字だ。

FBSのニュース5ちゃんでも使われたこども未来局が提供した数字だが、5/24の話によると、これは、実は待機児童ではなく未入所者の数字である(福岡市の待機児童数は平成25年4月現在695名)。こども未来局は今回、平成26年4月に待機児童ゼロを目指すとしているが、正確には、未入所者を含めてゼロにするということである。

それ自体は構わないのだが、そのために本年度だけでも40億円弱と言う巨費を投じると言うことである、しかしながら、純粋な待機児童は切実な問題であり、その施策を最優先にするべきであって、未入所児童全てと言うのは条件が違う。

例えば、24年度の中央保育園の入所希望者で入園できなかった児童は39名しかいない。

福岡市が、「利便性を訴え、より天神に近い場所に大型保育園を作りたい。」などと言うのはおかしな話ではないか。なぜなら、南区や東区の待機児童は中央区より多く、それぞれで150名程の待機児童が居る。単純倍率でみても南区、東区は倍率が高いということである。それほど、中央保育園を利便性の高さで選ぶ人間が多いのならば、より倍率の低いはずの中央保育園がたった39名の待機児童で済むはずがない。現在、100名も待っている。と言うのならばわかるが、あまりに現実性を欠いた設定である。
まずは、本当に切実であろう695名の入所を考えるべきである。

福岡市のホームページによれば26年4月に開園予定なのは南区120名、城南区120名、西区210名、早良区90名となっている。これだけで、540名の解消となる。695名と考えるならば残りは150名と言うことである。現在市内には150園程の保育園がある。つまり、それぞれで1名づつ増やせれば695名は解消となる数字である。

また、城南区は実は待機児童が29名しかいない。市の説明によると、南区に近いので、等と言っているが、今回の中央保育園の時の説明の談でいけば、「より利便性の高い場所に設定すべき」であって、南区在住の方にしてみれば、「通いたければ1.5キロほど離れた保育園に行け。」という、実に不親切極まりない状態である。場所としては確かに何もない手つかずの土地であるし良いのだろうが、精査してみれば南区の待機児童解消の役に立つかと言えば甚だ疑問である。
 
中央保育園は、土地、建物で約15億円もの予算を使う。
ちなみに保育園の設立補助金と言うものが福岡市のホームページ※P79参照にある。その中に、大まかな費用の見積もりがあって、定員90名の保育園だと約1億4千万円が建物の費用と考えられている。定員120名の場合1億7千万円、150名だと約2億円かかるとされている。
こう考えると、新設される5園は、合計で約8億円となる。これらは建物の費用であり土地は含まれていない。問題の中央保育園に土地代だけで9億円かけると言うのはあまりにも馬鹿げた発想なのではないか?

9億円の土地代がおおよそ半分で済めば、4億ほどは他の園を建てる資金になる。
120名収容する園を2つ建てられる計算である。いや、分散が望ましいのだから、90名収容を3つ建てるのが最善の策と思える。
そのように考えると、それだけで270名の待機児童の解消が出来る訳である。

24年度の中央保育園の入所希望であって入所出来なかった39名は確かに存在するのだろうが、その為に270名の待機児童は自動的に犠牲となることになる。
しかしながら、新設保育園5園、可能な90名保育園3園であれば、それだけで710名の待機児童が解消できると言うことに気付かないのであろうか?(695名を上回る)

市民感情とのかい離という観点でみると、余りにもひどい。
公開されているこども未来局局長との対話を聞く限り、あまりにも無責任な解答であり、机上の論理と数合わせを行っているようにしか見えない。特にダクトの件は非常に驚く。確かにそれが害があるのかどうかは測定しなければわからないものであるのは間違いがない。しかしながら、今言われているpm2.5はどうであるのか?35マイクログラム以下であれば、本当に大丈夫なのか?それはいまだにはっきりしていない問題のはずである。
つまり、ただちに人体に影響が出る。などと言うのは物凄い危険と言うような話であって、濃度が低いからと言って安心です。と言えるはずもないのである。
それを、「問題があるようでしたら、パチンコ店と協議して云々」というのは、余りにも市民感情を馬鹿にした話である。
ダクトの存在そのものを問題視しなくてはならないはずで、全く回答にもなっていない。
「ダクトは屋内の駐車施設に設置しなくてはならない。」と言う基準が建築法に存在する。
なぜ、そういう基準や設備が必要なのであるか?実に考えるまでもないことであるが、排気での事故が起こらないように予防措置としてのものであるとわかるはずである。
平たく言えば、密閉空間では汚れた空気が溜まるので排出する必要がある。と言うことに他ならない。排出する必要があるからこそ設置されるものである。
であれば、そこからは、通常の空気より綺麗な空気が出てくるはずもなく、明らかに汚れた空気である。また、ダクトの向きをみてもわかるが、下方である。不純物が混じった気体が、空気よりも軽いはずはない。つまり、3階園庭の児童に直接降りかけている。ということになる。

更にこれには後日談がある。

平成25年5月24日に未来局の武藤部長にこの問題について尋ねたところ、更に驚くべき回答をした。
「そのダクトに関しては解決済みですよ。パチンコ店に確認したところ、あれは火災の場合に煙を逃がすために設けてあるもので、常時回しているものではないそうです。」
この話を聞いて、あまりのことに驚いた。瞬時に新たな疑問がわく。
火災の時の煙が、児童にそのままかかるのか?
あり得ない。まさにあり得ない感覚であり、珍回答である。一事が万事市はこの調子である。そのことを指摘すると、黙ってしまう担当者。
全く話にならないので別の観点から聞いてみた。では、そもそも、保育園が配ったダクトについての質問の回答書の中に、ダクトは、建築基準で定められた設備であり、それは1時間に10回以上外気と接触させなければならない。との記載がある。
この、説明会の際には、市の担当者として未来局の課長、係長も同席していたので、間違った回答でもあるまいし、駐車場法施工例第12条と言う法令を記載しているのにもかかわらず、部長はそういう回答をしている。では、非常時のものであれば、パチンコ店は駐車場法施工例第12条を満たしていない。ということになり、換気用であれば、市は調査すらせずにパチンコ店の回答を鵜呑みにし「安全です。」と言ったことになる。
まったく、安心です、調査します。などと言うのは口先だけだと言うことがよくわかる例である。

局長が、この場所が最適だと判断し、また、子供の安全や健康については保障する旨の発言は実に中身のない空虚なものであるとしか思えない。
人の命がかかろうかと言う事に、責任を取る覚悟など、正直私にはない。
辞職すれば済むと言う問題ではない。命を償うことなど誰にも出来ないのである。一体この局長は子供の命をどう考えているのだろうか?甚だ疑問を通り越して、適任ではないので、交代をして頂くべきだと思う。自覚のない悪意ほど手に負えないものはない。

同様に、この局長は、避難路の一つとして、パチンコ店を抜けていくルートを想定しているにもかかわらず、「では、そのルートをご覧になったか?」と問われると、「外からしか見ておりません。」と回答された。それでいて安全だというのであるから驚きである。
この発言一つをとっても、責任を取ると言う言葉の意味はまるでわかってないのである。

また、この問題は表に出ていないというか、ハッキリとした形になっていないものの、西区の新設保育園は実はラブホテルの真ん前である。
正確には、西区内浜2丁目1530-2と、1530-5である。
ここに120名収容の保育園を建設すると言うのである。西区である。いくらでも他に用地があるのではないのか?それをあえてラブホテル前に持ってくると言う不見識。
そもそも、園の運営者の募集要項では、愛宕、愛宕南を考えていたはず※P9参照であるのに、なぜラブホテル前の内浜まで1.5キロも移動したのか不明である。
しかもここには、半径300メートル以内に内浜保育園が存在する。
さらに言えば近くには内浜保育園分校花のおさなご保育園もあり、尚且つ5月1日現在、ここには0歳、1歳の空きがあるのである。どうなっているのか?
近く、内浜保育園自体の待機児童状況もお訊ねするつもりであるが、内浜に希望者が100名もあるならともかく、にわかには信じがたい土地への設置である。
保育園の運営を希望する事業者を選ぶ「設置・運営希望者選定委員会」と言う組織が存在する。7名の委員である。福岡教育大学名誉教授、田中敏明。福岡女子短期大学教授、尾花雄路。福岡県栄養士会名誉会長、城田知子。福岡市民生委員児童委員協議会会長、藤村文彬。公認会計士、升永清郎。福岡市社会福祉協議会常任理事、松田潤嗣。福岡市住宅都市局建築指導部長、森敏彦。こういう面々である。

直接、土地の選定までしたわけではないだろうが、この方たちはその場所を何とも思わなかったのであろうか?そういう場所であることに異を唱えずに普通に事業者を決めているのであろうか?まったく、ここも見識を疑うとしか言えない。
今のうちに逃げ道をふさいでおくと、仮に、「そんな場所だとは思わなかった。」と言うのであれば責務の放棄である。委員になどなってはいけないし、なる資格もない。
しかも、である。3月29日に福ビル第2ホールを借りて委員会を開いたのだが、福岡市民生委員児童委員協議会会長、藤村文彬氏は欠席なのである。
なんの為の7人の委員なのかは考えるまでもない。票を奇数にするのは常識である。
何を考えているんであろうか?まあ、仮にこれがボランティアであったにしろ、責務を全うしていただきたい。さらに言えば実費の弁済が行われるなり、対価が支払われたとするならば、この内訳も追求しなくてはならない。ほか6名と同額であるはずはないのである。

市の職員をはじめ、どうしてこういう公共性の高い仕事にかかわる面々が思考停止なのか非常に嘆かわしいとしか言いようがない。
建前論や楽観主義はいらない。現実的に具体的に、もっと真剣に仕事に取り組んでもらいたいものである。


 
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私たち保護者は待機児童解消には大賛成です。本サイトをご覧いただければご理解いただけていると思いますが、現在、保育園に通わせられている私たちだけが良ければ良いとは思っていません。待機児童解消には大賛成です。しかし、今回の移転は待機児童解消にすらならないのです。待機児童解消にならない今回の移転計画の詳細はこちらをクリック。現地建て替えで実は天神地域の待機児童解消となる定員増の計画でした。吉田前市長時代から、三年も費やして練られた計画であって、私たち保護者も納得していました。ところが高島市長はそれを覆し、保育園に適さない不必要な土地を関係企業から購入する決断をし、子供達の命を危険にさらしているのです。現地を知る人は皆さん、「あそこは保育園としてありえない」と言いますし、不動産鑑定士の先生も同じ発言をされています。上記記事をご覧いただければ納得いただけると思いますが、私たちは本当に待機児童解消を求めています。平成26年4月には待機児童を未入所児童に変換し、見せかけだけの待機児童ゼロを達成したと発表をするために、適さない土地にマンモス保育園を建設しようとしているのです。そしていつか命が失われるのです。

住民訴訟のために弁護士費用等に関して寄付のお願い。新聞やテレビでも報道されていますが、福岡市に対して住民訴訟や裁判をおこなっています。保護者や先生方だけでは資金面で難しいため、裁判費用等に充てるために寄付のお願いをしております。少額で構いませんのでぜひ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。助けてください


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