いきなり福岡市こども未来局が中央保育園に来訪し、強引な行動にでようとするも阻止される
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本日6月28日の17時過ぎ、突然、中央保育園に福岡市こども未来局局長吉村展子氏と、同局武藤部長が来訪された。その目的をきいて驚いた。
この6月28日に「(四営業日後の)来週7月4日の18時30分から説明会を開催する」と通知し、園に貼り紙まで掲示したのだ。
実際に掲示された福岡市による保護者向け説明会の貼り紙はこちら
【出席者】※高島市長は来ません
・福岡市こども未来局 局長
・福岡市こども未来局子育て支援部 部長
・福岡市こども未来局子育て支援部 保育課課長
・福岡市こども未来局子育て支援部保育課 整備係係長
・中央区役所地域整備部 地域整備課課長
・中央区役所地域整備部地域整備課 第一整備係長
・福岡市消防局
・社会福祉法人福岡市保育協会 理事長
・社会福祉法人福岡市保育協会 中央保育園園長
こども未来局は、先日から、保育士の先生方に説明をさせてほしいと言う要望をされていたのだが、先日の会見のとおり、すでに保育士の先生全員が反対だと言う事で旗幟を鮮明にしている。
そこで、こども未来局は連日の報道に危機感を持ち焦ったのか、直接行動に出た。
強引にでも説明会を開催したと言う事実を作ろうとしたのである。
我々保護者の会は、6月18日に公開質問状2を提出させていただいている。
その返答すらいただけていない状況で、ましてや先日の第二委員会で碌な返答も出来ずに部会の議員さんたちから、
「このままの計画ではとても無理があるだろう。」という指摘までされておきながら、説明会を強行すると言う。
信じられない強引さである。まずは、保護者に対して「説明会を開催し理解を求めた」と言う事実を作り上げ、それで説明責任は済んだ。と言う事にする布石としか考えられない。(事実、6/4の地域向け説明会もそのようになっている。これは役所や建設会社の常套手段)
市には、市長への面談を強く求め、マスコミ各社も保護者に会わない市長の感覚を非難する声を伝え始めている。そのような中で、建設計画の改善もないのに説明会を強行しようと言うのは、まったくもって理解できない行動である。
6月25日の公開質問状2の回答期限を、こども未来局に頼まれたので延ばしているのに、その回答すらせずに説明会を開催しようと言うのだ。

すぐさま、保護者の会の者が駆けつけ、その旨を問いただしたところ、一応撤回し、
我々が提出した質問状2の回答をしてから、1週間後に説明会をさせてほしい。と言う事でお帰りになったのである。
が、信じられない事はその後に起こった
こども未来局がお帰りになった後、私たち保護者の会役員はその場に留まり、園長に抗議をしていたところ、こども未来局の武藤部長から電話が入り、
「(保護者にはああ言ったが)やはり7月4日に説明会をさせてくれ」という旨を園長に伝えてきた。
私たちがそこにまだ留まっていることを知らなかったのだろうが、どこまで、嘘、隠し事を続けるのか?これが福岡市こども未来局の本質だと言う事が良く理解できた。
高島市長は、私たちが市長に面会を求めているのを順番を守って、ルールを守って。などと言う発言をするが、ご自身はそれを実行されない。
当然、こども未来局もそんなことは毛ほども考えていないのである。(ちなみに、私たちは順番もルールも守り、正式な書類で要望を出している。これは福岡市議会でも市長が市議会議員から指摘されている)
今回、舌の根の乾かぬうちにすぐに発言を覆し、市民に嘘をつくこの、こども未来局武藤部長が例のマスコミ各社に発言内容の訂正を求めた人物である。
武藤部長「そんな事を言われると、ロケットが降ってくるかもしれない。安全に100%とか言われると保育園なんか建てられる所はありませんよ」と言ったその場にいた全員が口をぽかんと空けた回答をした人物である。
誰も「核シェルターを作れ」など言っていない。耐震面が不安だから移転するのなら、地震、火災、そして不審者への対応は最低限できているべきと言っている。
せっかく目の前にいるので、6/26の第2委員会での武藤部長の問題発言をこども未来局局長吉村氏に質問したところ、
「発言はその場で撤回するべきでした。ただ、そう言う趣旨で述べたのではないと言う事を理解して…」という。
思ってもないことを議会で言う部長など想像もできないが、思ってない事を公式の場で何かが降臨してお話になるようなら、それはもう何らかのご病気ではないか。
話す言葉の趣旨が違うと言うのは、どうにでも取れる、理解の仕方による。という様なことであって、部長の発言には身も蓋もない。
実に、こういう人たちがこども未来局の中核であると言う事が嘆かわしいのである。
本当にお願いしたい。変な事をコソコソせずに、堂々と私たちに連絡をすれば良い。
第2委員会の市議会議員の発言すら無視し、ゴリ押しするこの行動力を、なぜ土地選定の際に正しい方向に使わなかったのだろうか甚だ疑問である。
(保護者の会役員 T筆)
私たち保護者は待機児童解消には大賛成です。本サイトをご覧いただければご理解いただけていると思いますが、現在、保育園に通わせられている私たちだけが良ければ良いとは思っていません。待機児童解消には大賛成です。しかし、今回の移転は待機児童解消にすらならないのです。待機児童解消にならない今回の移転計画の詳細はこちらをクリック。現地建て替えで実は天神地域の待機児童解消となる定員増の計画でした。吉田前市長時代から、三年も費やして練られた計画であって、私たち保護者も納得していました。ところが高島市長はそれを覆し、保育園に適さない不必要な土地を関係企業から購入する決断をし、子供達の命を危険にさらしているのです。現地を知る人は皆さん、「あそこは保育園としてありえない」と言いますし、不動産鑑定士の先生も同じ発言をされています。上記記事をご覧いただければ納得いただけると思いますが、私たちは本当に待機児童解消を求めています。平成26年4月には待機児童を未入所児童に変換し、見せかけだけの待機児童ゼロを達成したと発表をするために、適さない土地にマンモス保育園を建設しようとしているのです。そしていつか命が失われるのです。
住民訴訟のために弁護士費用等に関して寄付のお願い。新聞やテレビでも報道されていますが、福岡市に対して住民訴訟や裁判をおこなっています。保護者や先生方だけでは資金面で難しいため、裁判費用等に充てるために寄付のお願いをしております。少額で構いませんのでぜひ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。助けてください
保育士の先生方も皆が現在の予定地へ反対表明をしています※必読
この移転問題の真相その1。西鉄と中央児童会館と髙島市長編※必読
実際は福岡市の待機児童解消にはならない中央保育園移転をデータで証明※必読
配布・拡散用のビラ「市長の公約よりこどもの命を優先してください!」※ご自由に配布・周知・拡散ください
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昨日はそんなことが行われていたのですね。
高島市長から「さっさと 行って来い!」と言われても、「公務員は市民生活を守るために仕事をしているので、議会でも疑問を呈されており、納得できない行動はしません」って、言えないのかな?
残念ですね。
少年科学文化会館の文化ホールを失くすのも仕方ない。商業施設に賃借入居が適当と、納得しているのも、吉村局長。
市長の言いなりなのか、何なのか。。。
未来局だけの行動とは思えないんですよね。この件は。
ほんと、残念です。
市長は責任と対応を未来局に押しつけていますが、
職員から嫌われているのも納得です。
(市役所職員からも実は応援いただいています。。。)